Microsoft Office 365メールボックスのOAuth経由SMTP

1.EntraIDアプリの登録

• まず、EntraID Admin Centerhttps://entra.microsoft.com にアクセスし、テナントにログインします。
• アプリケーション]エリアで[アプリ登録]をクリックし、[新規登録]をクリックします。
  
• Supported Account typesと Redirect URIはデフォルト値のままでよい。

2. クライアント秘密鍵の作成

• 作成したアプリのビューにとどまり、「Certificates & secrets」をクリックし、「New client secret」をクリックする。
  
• クライアントシークレットに名前を付け、有効期限として24ヶ月を選択します。DocuWareのSMTPディスパッチが中断することなく動作するように、24ヶ月の有効期限が切れた後に新しいクライアントシークレットを作成する必要があるため、有効期限を覚えておいてください。
• DocuWareの設定には、クライアントシークレットキー、つまり値のみが必要で、シークレットIDは必要ありません。Valueは、作成直後にのみ表示され、ページを離れるとすぐに表示されなくなりますのでご注意ください。
  

3.SMTP権限の割り当て

• アプリ内にとどまり、API権限タブに切り替えます。そこでAdd a permissionをクリックし、SMTP機能に必要な権限をアプリに与えます。
  
• Request API permissionsエリアで、my organization uses APIsをクリックし、"Office 365 Exchange Online "を検索する。
  
• 結果を選択し、Application permissionsをクリックし、リストから SMTP.SendAsAppを選択する。次に、[Add permissions]をクリックします。
  
• あなたまたはEntraID管理者は、認証リクエストを承認する必要があります。
  

4.EntraID アプリのサービス原則の作成

• このステップでは、管理者権限を持つ PowerShell と、EntraID Admin Center のいくつかの ID が必要です。
• EntraID Admin Center で、[Identity] セクションに移動し、[Overview] に移動します。そこにテナント ID をコピーします。
• 次に、[Applications] エリアに戻り、[Enterprise applications ] に移動して、先ほど作成したアプリを選択します。 Application ID と Object ID をコピーします。
  
  Import App: 正しいオブジェクト ID を取得するには、App registrationからEnterprise applications にビューを切り替える必要があります！
• 
  Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement
  Import-module ExchangeOnlineManagement
  Connect-ExchangeOnline -Organization <tenantId>。
• 
  New-ServicePrincipal -AppId [Your appID] -ObjectId [Ihre objectID]次のコマンドを使用して新しいサービスプリンシパルを作成します。
  
• Get-ServicePrincipal | flでサービス・プリンシパルを表示することで、エントリーを確認できます。
• DocuWare で電子メールを送信するメールボックスを追加します。
  Add-MailboxPermission -Identity "invoices@example.com" -User [Your objectID] -AccessRights FullAccess.
  

5.DocuWareでの設定

最後のステップは、EntraIDからDocuWareに情報を転送することです。

• これを行うには、DocuWareの設定→メールサービス→送信と進み、新しいSMTP設定をクリックします。
• 新しい設定に名前を付け、メールを送信する表示名とメールアドレスを選択します。次に、Use SMTP OAuth Authenticationを選択します。
• SMTPの詳細は必須です：
  • SMTPアドレス： smtp-mail.outlook.com
  • ユーザー名：ステップ4で入力したメールアドレス
  • 暗号化STARTTLS
  • ポート 587
• 下の領域で、[Microsoft]をクリックし、EntraIDアプリのアプリケーションIDと、前回作成した対応するクライアントシークレットを入力します。
  
• EntraID アプリの OAuth 2.0 トークン エンドポイント (v2) は、EntraID Admin Center の Applications -> App registrations -> Name of your app -> Endpoints で確認できます。
  
• 最後に、[テストメールを送信] ボタンで設定をテストしてください。

ご注意：この記事は英語からの翻訳です。この記事に含まれる情報は、オリジナルの英語版製品に基づくものです。翻訳版の記事で使用されている文法などには、細かい誤りがある場合があります。翻訳の正確さを完全に保証することは出来かねますが、ほとんどの場合、十分な情報が得られると思われます。万が一、疑問が生じた場合は、英語版の記事に切り替えてご覧ください。